岩間寺の変貌(先代の時代、現住職に代わってから)について、お参りの檀徒や信者の方々から、感じたことを語っていただきました。その一部を紹介いたします。 |
京都市Oさん:住職はなぜ縁日の法要を行われないのですか? 現在では、先代まで続いた縁日の岩間寺伝統の作法が本山(醍醐寺)のやりかたにかわったそうですが、素人ながら、なんとなく事務的で空虚な印象を受けます。 以前は、龍空山主導師のもとに法要が行われたあと、山主が奏上文を読み上げてご縁日の意義、泰澄大師の教えを説かれました。 法要が終わったあとには、境内で山主や奥様、お嬢さんにお目にかかると、親しく声をかけていただきました。 一方、今の住職が導師として法要を行われるのを、私がお参りしたご縁日では、一度も見たことがありません。 今の住職は岩間寺に居住されていないと聞きますが、これほどの名刹の住職が寺に居られないとは信じられません。毎日のおつとめはどうされているのですか。なんのための住職なのかと思います。 いま縁日法要に参列されている僧侶や修験者はどのような立場の方々か知りませんが、お参りする者にとっては、正直に申し上げて、ご利益を実感できません。 |
滋賀県Sさん:境内の清掃や備品のメンテナンスなど。 岩間寺は、前山主のころは、整理・整頓・清掃・補修がほかよりもよく行き届いて気持ちの良いお寺だったと思います。 ところが、最近いろいろ目にとまるところが多いと思います。たとえば、長い間取り替えられてない感じの花類やお供えもの、よごれた鐘の緒やお守り売店の敷物、手水場の手拭、破損したり、ひっくりかえったままの備品、風雨にさらされて周辺部のちぎれた南無観世音菩薩の幟などです。 桂の遥拝殿では、動物の足跡や持って上がった泥がそのままになっているのを見かけました。雑草や落ち葉の清掃も滞っているように思えます。 |
大阪府Mさん:信徒会館ではもう食事はできないのですか? 信徒会館では、今後とも食事は提供されないのですか。自分を含めて、山上にお参りのあと、特に昼食時には食事をしたり、のどを潤したくなる人が多いと思います。これまでは、お参りのあと、信徒会館で食事や飲み物で休憩するのが楽しみでした。 岩間寺は山の上のお寺で、周辺には飲食店もありませんので、信徒会館での食事の提供はなんとしても必要だと思います。決して多種多様なメニューでなくても以前の接待で十分です。 最近、ご縁日のお参りの人数が以前よりずいぶん減っているように感じます。私たちも、お参りしても楽しみがありません。 |
大津市Tさん:嫌がらせ看板そのままにしておくのですか? 誰が立てたか知りませんが、以前にはなかった嫌がらせと思われる汚い看板が林立しています。 今岩間寺に何が起こっているのか知りませんが、寺のイメージを損ない、個人としてもお参りを躊躇したくなります。 これに何の対応もされないのですか。 これが続くようなら、岩間寺だけでなく、三十三所全体のイメージダウンにも繋がると思います。 |